2014年1月27日月曜日

2学期最初の授業

午前中は頭痛がしたため,部屋で休息。 旅行から帰ってきてから喉の調子がよくありません。最近は徐々に暖かくなってきたので,すぐ治ると思います。

14時30分から今日は授業。まずは二学期に取り組む内容について,今期の目標に触れながら概説。今期はさまざまな文章に触れることが目標だそうです。

例のごとく冬休みに何をしたか。ほとんどの学生は海外旅行に行っていたとのこと。先生もサウジアラビア,バハレーン,アラブ首長国連邦,パリへ旅行したそうです。ただ,クウェート人は冬の休暇に海外へはあまり行かずに,国内で過ごすらしいです。というのも,この時期の気温が彼らにとっては過ごしやすいため,国内でだらだらとするのが一般的だとか。われわれにしてみると少し肌寒い気がします。

さて,授業ではサウジアラビアにおける家政婦に関する記事が配布され,それを黙読。その後,ひとりの受講生が一段落を朗読し,その後その段落を先生が解説。要約すると「外国人家政婦によって,母親の役割が失墜し,子供は宗教的に堕落,そのために家族という共同体が危機に陥っている」というものでした。

これに関して,ハーリド先生が示唆的な作り話をある書籍から引用してくださいました。

 「ある男が車の鍵を真っ暗な部屋で落としてしまった。何も見えない中,手探りで探してみるが,見つからず窓の外に目を向けると,街灯の光が目に入った。そこで男は外に出て,車の鍵を探し始めた」

「自分の中にある問題を,他者の中に見いだそうとする」ことの滑稽さを批判したこの作り話を,この記事にも当てはめて考えてみると「サウジアラビア人自身が抱えている問題を外国人労働者になすり付けている」ともいえます。

最後に「家政婦の存在は,母親の役割が失墜したことを意味するか」について議論。煮詰まらないので,次回までに考えてくるように言われ授業は終了。

授業後に中国人の友人と大学内にある学生書店へ。第一部は,8時00分から13時00分まで,第二部は17時30分から20時00分までの営業で,K-Netと呼ばれる決済システムでのみ決済ができます。K-Netはクウェート国内の銀行カードであれば,それに付随しているので,カードさえあれば購入することができます。

友人と一緒に受ける予定のヘブライ語の授業の教科書を探しましたが,見つからず帰宅。夕飯は夜中にカルボナーラを作って,その後今日の復習をしてから就寝。

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