2013年10月13日日曜日

昔ながらのカフェ

今日はお昼からアフマドさんとそのご友人のターリクさんと一緒に,僕と女性陣二人でお昼ご飯を食べに行くことになっています。前々からシーフードが好きだと言っていたら,シーフードのお店に連れて行っていただけることに!

Fish Market Restaurant

まずは入り口近くで食べたい魚介類を選び,その調理法を指定するというのがここの頼み方のようです。


海老をはかります

今日食べる魚介類たち

ちゃんとディスプレイされているとおいしそうにみえます。数十分待っていると,料理が運ばれてきました。ちなみにここはエジプト料理のレストランだそう。どれもこれもおいしかったです。

先ほどの海老

白身魚

カニグラタン

その後,僕はターリクさんと二人で伝統的なカフェ「マクハー・シャアビー(مقهى شعبي)」へ。「スーク・シャルク」の近くにあるカフェで,海風感じられる開放感のあるカフェというよりはむしろ広場でお茶が飲めるといった感じです。

カフェというよりは広場

ソファー

シャーイ(紅茶)

砂糖をたくさん入れます

途中からターリクさんのご友人のナースィル(ناصر)さんが合流。彼も日本が好きみたいで,つい最近日本へ旅行をしていたのだとか。クウェート国境付近のサウジアラビアにある石油会社で働いているそうです。毎日シーシャ(水たばこ)を吸っているとのこと。


お土産のひよこを貰いました

ライム風味のシャーイ

その後,ナースィルさんとわかれて,アフマドさんとルームメイトと合流し,4人でピザを食べにイタリア料理レストランへ。ちゃんと本場のピザ釜があって,ピザも本格的でした。

マッシュルーム

ベーコンみたいなやつ

定番のマルゲリータ

中にチョコが入ったデザートピザ

2013年10月12日土曜日

月1回の「慶」

今日はクウェートにある日本食レストラン「」にて,お食事会があります。タクシーをを呼んで,1.5KDで「JW Marriott Hotel」へ。数年前から恒例になっているそうなのですが,オーナーの方のご厚意でわれわれ奨学金留学生は,ひと月に一回,ご飯をごちそうになることができます。メニューは,日本人留学生専用のメニューのなかから好きな物を選択。今日は,挨拶ということでみんな一緒のメニュー。やっぱり日本食は身にしみます…。帰りも同じく1.5KDで寮までタクシー。部屋へ着いて夜更かしするために仮眠。

さて夜はフサイン兄さんにインド料理へ連れて行ってもらうことに。海老のカレーを注文。ここに来てはじめてカレーを食べました。

エビカレー

そしてシーシャ(水たばこ)を吸いに。今回は二回目です。まだうまく吸えないですね…。

オレンジとグレープの香り

シーシャを吸いながら,ゆっくりしゃべるのもいいですね。あっという間に時間が過ぎて,真夜中に寮へ帰宅。

2013年10月11日金曜日

大集合

今日は久しぶりに食堂でお昼ご飯をとってみました。

ご無沙汰しております

夕方からは,日本語講座で知り合ったクウェート人の方とお会いすることになっています。前回一緒にお食事をしたムハンマド・バスタキー(محمد البستكي)さんとアフマド・シャウワーフ(أحمد الشواف)さんが迎えにきてくださいました。車に乗って「The Scientific Center(المركز العلمي)」へ。同地に到着すると,なんと「日本ポップカルチャー祭」でお世話になったミシマ・カズヤさんもいらしていて,クウェートの世界は狭いななんて思ったり。

チケットを持って,水族館の中へ。最初は,クウェートに生息してる動物が展示されていて,タッチパネルに触れると説明をみることができます。4人のクウェート人が代り代り僕らに説明をしてくれて,こういったところには日本人だけで行かない方がいいな思いました笑。

フクロウ

何かを召し上がった後のヘビ

砂漠に住むネズミ

細いヘビ

太いヘビ

他にもペンギン,ウツボ,クラゲ,サメなどが展示されています。地方都市にある中規模の水族館といった感じ。それぞれ標準語とクウェート方言の呼び方を両方教えてもらいながら,魚たちを眺めていきます。今回,自分たちでチケットを買ってはいないのですが,ひとり3.5KDだそうです。

ペンギン

上のウツボが恐ろしい

クラゲ

物陰に潜むサメ

水族館を出てからもう2人合流して,クウェート人6人僕ら2人の合計8人に。記念撮影をしてから,トルコ料理へを食べに。8人でご飯を食べにいくなんて,なんか大家族みたいです笑。

前菜

レバー

長いケバブ

2013年10月10日木曜日

ランゲージセンター交流会

今日は13時から「Kuwait Association for Cultural Exchange」という今年からできたクウェート大学の留学生交流団体主催の交流会があります。留学生は自国についてのプレゼンテーションを5分から10分程度で頼まれていたため,僕ともうひとりのアラビア語専攻の人で前日に非常に短いプレゼンテーションを作っておきました。

続々と留学生が集まってきます

この交流会には,イブラーヒーム先生とハーリド先生も参加されていて,最初はイブラーヒーム先生のご挨拶。その後,クウェート人学生ら3人によるクウェー ト国,クウェート大学についてのプレゼン。それが終わると,各国のプレゼンが始まりました。各国相当熱心に取り組んでいるみたいで,一国当たり20分以上 使ってそれぞれが愛国心を披露します…。

僕らは5分程度で他の国々と比べて短かったですが,最後から2番目というみんな聞くのが飽き飽きしていた頃だったので,終わった時には大拍手になってました笑。予定を2時間以上過ぎて,17時にようやく終了。

ねこはのんきに寝てました

あくびまでしてます

何かを思い出した模様

夜は,僕ひとりで警察官のフサイン(حسين)さんと約束していたので,そちらへ。まずは友人のお宅のファイサル(فيصل)さんの家にお邪魔して,おしゃべり。お二人とも数年前の留学生の方の友人で,留学生の方はクウェート方言のうち「重要な単語」を教えてもらっていたそうです。僕も知りたい…。

楽器は何一つできないですが形だけ

その後,フサインさんいわくクウェートで一番おいしいレバノン料理店「Lebnani」へ連れて行ってくださりました。

高級感が漂う

確かにどれもおいしい…。以前他の方に連れて行っていただいたことのある「ブルジュ・ハマーム」は内装や雰囲気が素晴らしいのですが,料理に関してはこちらの方がおいしく感じられました。

スープ

マフシー

ソーセージみたい

ケバブ

デザート

そして,人生はじめてのシーシャ(水たばこ)を体験。僕は紙巻タバコも吸ったことがなかったので(これに関してはこれからも吸うつもりはないですが),吸い方がいまいちわからず…。吸って吐いても白い煙が出てこない…?でも香りは感じられました。

初シーシャ

帰りに女子寮近くのシティーセンターへ寄ってもらって,毛布とシーツ(支給されたシーツは,長さが足りなかった)などを17.275KD分購入。最近夜が寒いのですが,今日からはあたたかく眠りにつくことができるようになります。

2013年10月9日水曜日

エジプト人

今日の授業は,最初の30分くらいクウェートの現状について。クウェートには国籍を持たない「ビドゥーン(بدون)」と呼ばれる人たちがいるのですが,そのひとたちの境遇について,いろいろと教えてくださいました。彼らは,もともとこの地域を中心に暮らしていた遊牧民なのですが,クウェート建国時にたまたまクウェートの外にいたため,戻ってきたころには国民として認められなかった人々のことだそうです。現在このような人々が国内に100,000人くらいいるとのこと。

その後,デカルトの「我思う。ゆえに我あり」という表現から,思考と存在の関係について先生と学生らで意見を交わします。

今日は犠牲祭(عيد الأضحى)の休暇前最後の授業なので,先生から特別な連絡がありました。毎年先生のチームとランゲージセンターの学生らによるチームでサッカー対決をしているそうで,そのチームを今年も作るようにとのこと。先生は42歳なのですが,週2回は必ずサッカーをしており,実力もなかなかだとか。去年はランゲージセンターのチームが負けたらしいです。

ひとりで歩くのは初めて

夜は,エジプト人の方とお会いすることになっています。あらかじめ頼んでいたアイマンさんが警察に止められて時間通り来ることができないらしく,今回はひとりでタクシーを探すことに。道路まで出て20分くらいかけてようやく見つかりました。「スーク・シャルク」まで1.5KD。

水時計

水時計の前で待ち合わせして,その後夕飯にハンバーガー(1.9KD)購入。

夕飯のハンバーガー

この方は日本語がとても上手で,他にもフランス語とか英語とかいくつかしゃべることができるようです。彼は,仕事を求めてクウェートに来たのだとか。特技は「母語干渉を受けた英語の発音」で,イタリア人英語やフランス人英語を聞かせてもらいました笑。数時間しゃべって,スーク内を散歩。

夜道

夜20時くらいになってスーク・シャルクの付近をひとりでうろつきながら(だいぶ怖かった)タクシーを探していたのですが,全然タクシーがひろえずようやく見つけたタクシーが3KD。タクシーにはもう乗る気がしません…。寮へ戻って友だちと卓球して,シャワー浴びて,翌日の準備。明け方に就寝。

2013年10月8日火曜日

日本語講座交流会

最近は朝昼寝ていて,授業前に起きて急いでシャワーを浴びてから授業へ向かうという日々が続いています…。

さて,今日はイーリヤー・アブーマディー(إيليا أبو ماضي)の詩を鑑賞。この詩は,詩の形式において,自由な形式として分類されていますが,韻は基本的にふまれています。他にもいくつかの種類があって,ラクダの動きに合わせたリズムの形式もあるそうです。アラブの詩は,従来形式が定まっていたのですが,イランやスペインと接するうちに,詩の形式が変化し,この自由な形式が生まれたとのこと。

一段落が読み終わると,別の話に。今日は「人はものを見る時に,心(精神)で見ているか,自分の目で見ているのか」ということについて。ハーリド先生はかつて,ルーヴル美術館で「最後の晩餐」の絵を見たときに,描かれている人物全員が男であることに何の疑問ももっていなかったらしいのですが,その後『ダヴィンチ・コード』を読んだ後にもう一度同じ絵を自分の目で確かめに行ったとき,その中のひとりが明らかに女性に見えたとのこと。このことから「最初は自分の目を使って作品を見ていたのではなく,それまでの知識や経験をもとに,心(精神)でその作品を鑑賞していたことに気づいた」とおっしゃっていました。その後「自由」と「制限」の違いについて,男性と女性の違いについて先生と学生らが意見を交わし授業は終わり。

夕方は,18時30分からアダイリーヤ(العديلية)キャンパスにて,クウェート大学の日本語講座を受講されている方々との交流会があります。ランゲージセンター前から同じキャンパス行きのバスに乗ること約30分。ちょっと早めに着いてしまいました…。

アダイリーヤキャンパス

教室に入ると20人くらいのクウェート人(数名はシリアや他の国から)が出迎えてくださいました。まずは自己紹介。その後,アラビア語を学んでいる理由や,秋葉原や渋谷などの都市についての質問を答えて,あらかじめ頼まれていた数枚の写真紹介へ。「牛すじ」とか「おでん」とか英語でどう説明すればよいのかわからなかったのですが,先生がうまいこと説明してくださいました。そうこうしているうちに女子の門限が近づいてきたので,解散。

日本語講座の教室

寮まで送ってくださる予定だったのですが「実は僕らまだご飯食べていないんです…」と言ってみたら,3人のクウェート人の方が僕らをご飯へ連れて行ってくださることに。やっぱり正直に甘えてみるもんです笑。中東系のご飯はすでに何件かで食べていたので,アメリカンなお店を希望したところ「T.G.I FRiDAY'S」というステーキ屋さんに連れて行ってくださいました。店員さんはかなり西部アメリカンな感じ。

T.G.I FRiDAY'S

BBQなんちゃらというセットを注文。高いだけあって,お肉がやわらかくとてもおいしかったです。最近,毎日のようにおいしいご飯が食べられて幸せです。


実は,クウェート大学に通う20歳の方(スポーツカー所有)がいつの間にか全員分チェックしていたみたいで,その後クウェート人同士で「おれが払う,いや待て,おれが払う」と数分言い合ってました笑。その後寮まで送ってもらって,部屋へ戻ってシャワー浴びてごろごろ。

こんばんは