2014年2月12日水曜日

課外授業

今日は14時30分からの授業がない代わりに,「Kuwait House of National Works(بيت الكويت للأعمال الوطنية)」という博物館での課外授業があります。16時30分にランゲージセンター前に集合して,バスで出発。ハーリド先生とは現地集合。本来1KDかかるそうですが,教育目的ということでおそらくわれわれは入場料は免除された模様。もしかしたら先生が払ってくださっていたのかもしれません。

Kuwait House of National Works

入り口には,クウェート侵攻時に実際に使われた戦車が展示されています。ハーリド先生からは「ウランが付着しているかもしれないので,近づかないように」と念を押されました。クウェート人はこういったものをだいたい避けるようです。

実際に使われた戦車

中に入ると大きな客室に案内され,館員の方がこの博物館やクウェートの歴史について簡単に説明してくださいました。 その後,お茶をいただいて,展示場へ。

まさに課外授業

まずは湾岸戦争のモニュメント。後ろの旗はクウェートに協力した国々の国旗だそうです。日本もあってよかった…。

下はクウェートの地図

その後,クウェートの歴代首長の肖像画が飾られている部屋に移動し,それぞれについて解説。ハーリド先生は,おそらくわかりづらかったであろう箇所を絶妙に噛み砕いて説明してくださるので,とても助かります。

次は,ミニチュアで再現されたクウェート侵攻,湾岸戦争の経緯を,解説の音声付きで見て回ります。

ミニチュアで再現

そして,これらの期間に取られた写真が展示されている部屋へ。先生はちゃんと日本についても触れてくださいました。汚染された海を浄化する事業に取り組んでいたみたいです。写真には文章がちゃんと載っていませんが,資金援助もしたと書いてありました。こういったものをみると,日本国民であることを誇らしく思えます。


日本の支援について

出口付近には,サッダーム・フサインの像の頭の部分だけが置かれた展示室がありました。一部のクウェート人はこの像を蹴ったり,靴でぶっ叩いたりするみたいです。ハーリド先生はよく冗談を言いますが,この点はどうなんでしょうか…。

サッダームの頭

課外授業は,やっぱり楽しいですね。なにより先生が解説してくださるのがとても嬉しかったです。彼はよく授業を休みますが,授業自体は明快で,話題も豊富,本当に素晴らしい先生だと思います。

夜は,フサインさん,UAEでの留学を終えクウェートへ遊びに来ていた本奨学金留学生の友人の方と,そのご友人のドイツ人の方,ルームメイトの5人で「Palms Beach Hotel & Spa」のビュッフェレストラン「Palmerie」へ。われわれ二人は日本人会の忘年会で招待券をもらっていたので,それをようやく消費。使用期限は今日まででした。

ビュッフェ

その後「Area Downtown」に行って,1時過ぎまで水たばこを吸いながらリラックス。寮へ戻るとなぜか入り口のドアが閉まっていました。 警備員が何も言わずに開けてくれましたが,どうしたんでしょうか…。

本日のシーシャ

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